知識不足は危険!ある日突然介護難民になることも!?

その時は突然やってくる

現在の日本は世界一の長寿国であり、介護にまつわるニュースを目にする機会は増えてきましたね。友人や親せき、職場の同僚など、身近な人からも介護についての話が少しずつ出てき始めたのではないでしょうか。それでも、介護問題というのは実際に直面するまではどこか他人事という感覚があり、その時になったら考えればいいと楽観的、ある意味、現実をみたくないのかもしれませんが、問題を先送りにしています。しかし、その時はある日突然やってくることも珍しくないため、家族は大きな混乱に陥るわけです。

ピンピンコロリはもはや幻想

人生の終末期のありかたにピンピンコロリという言葉があります。病気をせず、元気にピンピンと長生きして、来る時が来たらコロリと逝きたいということで、長生きして本人も苦しむことなく、また家族に介護の負担をかけることも少ない理想の在り方といえるでしょう。しかし、残念ながら、病院に入院して24時間以内に死亡する人はおよそ10パーセント程度、すでに介護を受けていて入院していた人のデータも含まれていますから、そう考えるとその割合はもっと少なく、医療技術も向上していますので、コロリとはそういけないわけです。つまり、今は、病気を発症し、亡くなるまでの間、介護を受ける期間がどうしても発生してしまう可能性が高いということですから、誰もがその可能性を覚悟する必要があるでしょう。

悲劇を回避する方法を知る

日本の介護は主に3パターンでがん患者などの治療や終末期における介護、脳卒中の後遺症や神経難病などの加齢によって自立度が下がってしまった場合の介護、心臓や肺などの病気により臓器障害をおこしている場合の介護です。現状、病院は数週間から数か月で退院をせまってきて、家族の都合に関係なく追い出され、療養病床も数は少なく、運よく入れてもまた数か月後には追い出されます。介護施設についても2025年には700万人の要支援、要介護者が想定されていますから、圧倒的にこれからは数が足りなくなる状況は否めないことからも病院にも施設にも入れない介護難民が増加してしまうでしょう。しかし、こうした悲劇は、知識不足が招くといいます。これらの問題を避けられる方法はすでに存在し、それが在宅医療であり、在宅介護です。今は、家族をフォローする体制がどんどん整ってきていますから、きちんと知識を身につけておけば思わぬ悲劇を避けることができるでしょう。

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